謎解きゲームを企画してみた

レク

好きなものはなんでも具現化したがる私が今度は「謎解きゲーム」を企画してみたくて、その時の内容を記事にまとめました。

レクで本格的な「謎解きゲーム」を実施してみたい場合は参考になるかもしれません。

衝撃を受けた2013年正月の夜

「謎解きゲーム」に触れたのは、今でも忘れない2013年の正月の夜に放送された「リアル脱出ゲームTV」の放送である。今まであった暗号や謎解きとは一線を画すこのゲームの存在が当時の私にとっては、胸を躍らせるようなそんな気分になりました。

こういう気分になっちゃうと作ってしまうのが、私の性。

というわけで企画しました。

どうやって企画するか

企画するにあたり次のフローに従って企画準備を進めました。
なお、ステップ1は①②どちらもやる必要がありますが、どちらが先でも行ったり来たりしても問題ありません。

ステップ1-①:大謎の作成

ゲームのクライマックスから着手します。「謎解きゲーム」に実際に参加された方ならわかるかと思いますが、最後の大謎が「あああああ!それか!!」とか「そこにかかっていたのか!」、参加者全員に驚きと気づかなかった悔しさを与えられるかが重要になっていきます。

その「気づかなかった悔しさ」を生み出す1つの方法として、よくあるのが最後の謎を解くヒントが一番最初にある「伏線回収型」の謎解きになります。

なので、逆算して謎を構築していくと上手くはまっていきます。

ステップ1-②:ゲームのストーリー

「謎解きゲーム」が他のレクと異なるのは、ストーリー性があるところかと思います。

基本的に「爆弾を解除せよ」や「敵が来る前に脱出せよ」、「宝物を見つけ出せ」といった大筋のストーリーがあります。

どんなストーリーにしていくかは、ある程度インプット作業が必要になります。例えばドラマやアニメ、映画、小説から着想を得たり、あるいは音楽からも得たりします。

上記にも記載していますが、ストーリーと大謎の決定は表裏一体です。ストーリーを考えている際に謎が思いつく場合もあれば、その逆もあり得ます。

ステップ2:開催場所の下見(※必要であれば)

下見で確認するポイントとしては次の2点があります。
こちらについて、最初から考慮できている場合は、このステップは飛ばしてもらって問題ありません。

ステップ1で考えた内容が開催場所で実施できるか確認する。

特に大謎が紙上でできるものなら問題ないですが、例えば開催場所でしか解けない謎(例えば、公園内のモニュメントを用いた謎等)がある場合は、本当に当日実施できるか確認しましょう。

エリア周遊する必要がある場合はチェックポイントを確認する。

こちらも一つの部屋内で完結する「謎解きゲーム」であれば考慮する必要はありませんが、広い公園や施設を舞台にする場合は、どこに次の謎を配置するか、確認しましょう。

ステップ3:中謎・小謎を作成する

中謎及び小謎の作成に移ります。
小謎はゲームの導入部分にあたる謎になります。「IQサプリ」の「サプリ文字」といった感じで、そこまで時間がかかるような謎ではないです。

中謎はやや時間を要する謎(例えば、エリア内を移動する必要がある謎、パズル系でそもそも解くのに時間を要する謎)となります。

中謎と小謎を制作する順番は特にありません。中謎から先に作成した方が小謎の答えやその後のストーリーと整合性を取りやすいのであれば、中謎から作成しても良いですし、その逆も然りです。

ステップ4:小道具を作る(※作る必要がある場合)

こちらは謎を解くうえで作らないといけない小道具がある場合です。
すべて紙上の謎で完結する場合は必要ありませんが、「謎解きゲーム」を進めていくうえで必要な「アイテム」などがある場合は作成の必要があります。

補足:運営側の調整

「謎解きゲーム」の企画自体は最低1人でも企画することはできますが、実際に当日の運営に関しては1人だと難しいですので、運営側の体制は整えつつ、当日の流れや事前準備等の役割分担は調整した方が良いです。

結果:持てる力を最大限に発揮したレク

この企画、実はサークル内で100人程度が参加するレクなので、開催当日はもちろんのこと前日やそれ以前の準備からかなり力を入れました。

謎の作成から小道具の作成まで、私主導で色々動きました。

かなり大変な企画でしたが、それ以上にみんなが楽しんだり、驚いたりした姿は良き思い出になりました。

ぜひ、これから「謎解きゲーム」を企画してはいかがでしょうか。

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