フジテレビにて不定期で放送される「逃走中」の派生ゲーム「密告中」一般人がレクに落とし込んでやってみた!
今回は事前準備含めて、どのように進めれば一般人でも具現化できるか、これを読めば解ります!!
ちなみに「逃走中」もまとめていますので、もしよかったらこちらから 逃走中をやってみた
密告中もどうしてもやりたかった…
「逃走中」に並んで面白いと思っているのは「密告中」で、そろそろ「戦闘中」に代わって「密告中」を単体で復活させてほしいヘビー視聴者です。
※「逃走中」内の新ゲームとして「密告中」が復活しましたけども…
「密告中」はただ相手を密告すればよいものでなく、相手の行動範囲とか戦略とかを読み取って、先回りできるかといった心理戦的要素もあるので、奥が深いんですよね。
特に「密告中(ジャンプ!○○中 ロックハート城)」での相手を自分の仲間に引き込むところとかね。
「逃走中」を企画し、実際に開催できたのだから「密告中」もできるのでは?
そう思いゲームマスターになりました。
この記事でも「逃走中」の時と同様に、準備面に重きをおいて進めます。
ですので、学校のレクとかで企画する際のヒントにこの記事がなれたらと思います。
準備:ゲーム構成
「密告中」も「逃走中」の時と同様に構成の出来によって、参加してくれたプレイヤーが満足するかどうかを左右するので、一番時間をかけて計画します。具体的には大きく2つのポイントがあります。
ゲーム運営
「密告中」企画を1人でするにしろ、複数人でするにしろ、ゲーム全体をどのように運営するのかを事前に決めておく必要があります。例えばミッションに必要な道具を「誰が」、「どこに」運んで「どのように」設置するのかなど。
複数人の場合
次の役割を運営者内で分担する必要があります。
統括(ゲームマスター)、ミッション調整者(小道具の運搬など)、プレイヤーへの通知者(ミッション通知、密告情報の通知など)、第三者の密告者
1人で企画する場合
1人だと上記の運営側の役割を全うすることは困難です。
そこで、参加者をありったけ集めます。その参加者をA、Bの2チームに分けます。
まず第1ゲームをAチームがプレイヤーとなり、Bチームは運営サイドに回ります。
第1ゲームが終了したら、攻守交替で第2ゲームを開催します。
この運用であれば1人での企画でも運営が回ります。
エリアの下見
どんなレクも下見は重要です。エリアとなる場所について下見を実施し、「本部の設置場所」や「ミッション実施場所」、「ミッションの内容」、「ゲームエリアの選定」などを検討します。
また、実際に下見を実施した結果、このエリアは開けすぎて隠れづらいや、この施設をミッションに使えないか等、色々と見えてくるものがありますので、下見⇒ゲーム構成⇒下見といった感じに上記のゲーム構成と下見は繰り返し行うことをお勧めします。
ミッション・通達
「密告中」がかくれんぼと異なる点の一つです。この「ミッション」や「通達」の匙加減でゲームの面白さが変わっていきます。
ミッションには大きく分けて、「アイテム獲得系ミッション」、「エリア移動(縮小)系ミッション」、「第三者による監視」、「最終決戦」に分かれます。
アイテム獲得系ミッション
「密告中」においてアイテムの獲得はゲーム勝利において、キーとなるものです。
基本的にアイテムには以下のものが想定されますが、攻撃系・防御系がバランスよく用意できると良いです。
- 攻撃系アイテム:双眼鏡、高所エリアの一時的侵入可能
- 防御系アイテム:うちわ、仮面
エリア移動(縮小)系ミッション
「ゲーム残り○○分になるとエリア〇は使用不可となる。気を付けて行動したまえ。」
こちらはミッションというより通達に近い内容になります。また、ミッションの発令タイミングとしては中盤あたりに実施、密告を激化させるのに良いでしょう。
また、エリアの縮小は残りのプレイヤーの数を鑑みたゲームバランス調整にも活用できます。
第三者による監視
ロングレッグマンや甲冑男爵が出てきたアレです。
レクを開催する場所にもよりますが、エリア内もしくは付近にエリアを見渡せる高所(展望台や観覧車など)があれば、そこに人員を配置し、第三者による高所密告を実施することができます。
最終決戦
「これより一番最初に密告した者をこのゲームの優勝者とする」
基本的に「密告中」においてタイマン勝負での決着がつくことは稀です。(クロノス ハウステンボス編)
ですので優勝者を決める際はプレイヤーが3人以上残っている状態で「最終決戦」に移行する必要があります。
準備:小道具
ゲームを盛り上げるための小道具、密告中は特にアイテムの使用があるため、小道具の準備が多いです。
マップ
使用するエリアが記載されたマップです。「密告中」を行うような広い公園では基本的に園内マップがありますので、そちらを下見の際に入手しておきましょう。
そのまま、プレイヤーへ渡すのも良いですが、「密告中」用にエリアが分かるように加工したマップをラミネート加工するとより本家に近づきます。
アイテム
上記のミッションで記載した「うちわ」や「双眼鏡」を準備します。
そのほかにも、間違い密告を誘発させるような「被り物」や任意の相手の1桁を教えてもらうような強力なアイテムなんかもあるといいですね。
番号
密告中において、絶対に欠かすことのできない小道具。
背中に着ける番号です。ただ白い紙に数字を記載したものを身に着けても良いですが、遠くから視認できるかが難しいです。基本的に番組と同様に黒色の背景に白文字が遠くからでも見やすいかと思います。
ちなみに、私が「密告中」を開催したときは以下のような感じで番号を作成しました。
まず、黒の背景に白文字の数字を記載したものを印刷します。
次に印刷したものをラミネート加工します。ラミネート加工したものの四隅に穴をあけます。
その穴に紐を通したものを用意しました。
これでもなかなか本格的に作ったと思ってます。
結論:結局楽しい
やっぱり楽しいですよね。
ゲームを構成するときにある程度、誰が残るかとか予想して組み立てるんですが、いざ当日になると予想もしていない人が活躍するなんてこともあって、なんだかんだでいろんなところで駆け引きやドラマが生まれてくるので、感想を聞くだけでも面白いです。
まあ、もちろん自分もやってみたいのですが、
こればっかりは数字を自分で用意している関係上、他の人に運営任せてプレイヤーになるのができないんですが…
個人戦だけでなく、団体戦やペア戦にも対応が利くので、それはそれで盛り上がります。
補足:クオリティを上げるなら
ここから先はある程度、レクの開催に予算があったり、自身のこだわりでもう少し本家に近づけたい人向けの内容になりますので、興味のある方はぜひご覧ください。
タイマー
密告中に限らずクロノスゲームといえば「時間」、刻一刻とすぎるゲーム時間が見れるとそれだけでもテンション上がりますね!
全員がアクセスできるページ上にタイマーのプログラミングを施してみるのも良いでしょう。
番号のクオリティ向上
上記で番号の作り方を説明しましたが、色々改良はできるもので、まず数字部分を立体的に加工したり、紐をベルトに変更したりすることでより本家に近づけることができます。
ここまで来ると美術スタッフさんなんだよな…
開催場所
基本的に開催場所は広い公園や体育館、グラウンドといったオープンエリアになりますが、中には廃校を貸し切れる旅館などもあるようです。
貸し切りした施設や普段とは違う雰囲気の中で行うゲームは一段と面白くなるでしょう。
また、よりクオリティの高いミッションも実施でき、最高の思い出になること間違いなし!
第三者による監視
第三者による監視として、上記のミッションにも書いてますが、展望台や観覧車を用いた密告ができると面白いですし、「ドローン」なんか導入しても面白そうですね。
操作できるかは置いといて…
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